クラウドファンディングで購入したOPSODIS 1が先月届いた。
製品にはおおむね満足しているが、1つ問題がある。それはオートパワーオフ機能について。
オートパワーオフ機能の問題
オートパワーオフ機能は、無音状態が20分続くと自動で電源がオフ(スタンバイ状態)になる仕様である。一見便利に思えるが、以下の問題がある。
音が鳴っていてもオフになる
製品サポートによると、出力元が50dB以下だと無音と判定され、電源がオフになるらしい。ただ、普通に聞こえる音量でもオフになることがある。
オートパワーオンできない
オートパワーオフ後、自動で電源がオンにならない。リモコンがないので、本体上部の電源ボタンを毎回押す必要があり非常に面倒。
オートパワーオフ機能の無効化
この問題の解決策について製品サポートに問い合わせたところ、製品マニュアルには記載されていないが、オートパワーオフ機能を無効化する方法を教えてもらった。手順は以下の通り。
- 電源をオフにする(電源LEDが赤に点灯する)
- SOUNDボタンを押しながら電源ボタンを長押しする
2のとき、電源LEDが消灯後、1秒ほど点灯し再度消灯するとオートパワーオフが無効となり、電源が常時オンの状態となる。
また、1から同じ動作をして、電源LEDが2回点滅し再度消灯すると、オートパワーオフが有効となる。
常時オンのときの電気代
電源を常時オンにした場合の電気代が気になる。製品マニュアルによると、電源アダプターの仕様はDC16V/4Aとあるが、実際はどうか。
スマートプラグを使って24時間連続稼働時の電力量を計測した結果、音を出していない時間込みで約0.07~0.08kWh/日であった。1日0.08kWhと仮定すると、1か月(30日)の電力量は0.08kWh×30日で2.4kWhとなる。
2025年現在の東京電力の電気料金(従量電灯Bプラン)は1kWhあたり約30~35円と推定されるため、月間の電気代は多くても85円程度といったところか。これなら、本体価格と比較しても十分許容範囲ではないかと思う。
まとめ
電源を常時オンにすると、電気代の他に故障リスク(製品寿命の短縮)が考えられるが、こまめに電源をオフしても故障が防げるとは限らない。個人的には、ストレスなく使えることのメリットが大きいと考える。
同じ悩みを持つ方がいたら、ぜひこの方法を試してほしい。