果報

二度寝して待つ

SNSインフルエンサーになるための道のり

まえがき

ふと、SNSで1万人くらいフォロワーがほしくなった。

こう書くと、自分がインフルエンサーやSNSのコンサルを生業にしていると誤解されるかもだけど、今までリアル繋がりのアカウントしか作ったことがなく、いずれもフォロワーは100人にも満たない。

ただ、いかにバズって有名になるかを競い合っている昨今において、「たくさんフォロワーがいて、いいねが毎日送られてきて、承認欲求が満たされる生活」を少しで良いから体験したくなった。

四十路のおっさんが何言ってんのという感じなんだけど、得体の知れない日々の不安から、何者かになりたかっただけかもしれない。

アカウントを作った

というわけで、不純度100%の動機で、今月からInstagramを始めた。

www.instagram.com

X(Twitter)などのウェブサービスから心に残った言葉(投稿)を引用して、それぞれの言葉に合うフォントで表現するアカウントである。

ただ、コンセプトは今から15年前の2008年末に一時話題になった「Twitter名言」とほぼ同じ、というかパクリである。違いは横書きが縦書きになったのと、プラットフォームがTumblrからInstagramになった点くらい。

b.hatena.ne.jp

本家は話題になった後すぐに更新が止まって、いつの間にかサイト自体消えていた。当時すごく感銘を受けたのだけど、復活する気配がないのと、自分でもできそうだなと思い、真似事をしてみることにした。

フォロワーが増えない

真面目に毎日投稿していたものの、開始から2週間経っても全くフォロワーが増えず0のまま。というか、存在に気付いてもらえない。

そこで、シンプルにお金に頼ることにした。具体的には、以下の投稿のリーチ(ユーザに見られる)数を上げて、プロフィールへのアクセスが上がるように、Instagramに広告を出した。対象の投稿は、自分の中の自信作(といっても他人の名言だけど)を選んだ。

掲載期間はそれぞれ3日間で、片方は「全世代の読書好きなユーザ」、もう片方は「フォロワーから類似するユーザ」をターゲットとした。というのも、最初に広告を出したときはそもそもフォロワーが0人だったので、後者を選んでも期待する効果が得られないと判断した。

なお、広告費は5ドル/日で、6日間計で30ドル。現在の為替レートで4,500円ほどだった。

広告を出した結果

フォロワーが122人になった。広告期間中、毎日20ユーザくらいコンスタントに増加した。

実際のInstagramインサイト画面

いいねの数も合計で200以上となり、アプリを開くたびに新着のお知らせがある、という未だかつてない状態を経験できた。

ただ、広告期間が止まるとフォロワーは全く増えなくなる。笑えるくらい、1人も増えない。ここをお金以外のやり方で本気で増やすには、もっと勉強と努力が必要なんだろう。

あと、正直言うと、始める前はフォロワー1,000人くらいなら楽に達成できると思っていたので、自分の認識の甘さと、シビアな世界であることを身をもって体感できたのは良かった。

今後どうするのか

一応、掲載したい言葉は2か月先くらいまでストックしてあるので、それが尽きるまでは続けてみるつもり。

そのうちに、自然にフォロワー数が伸びてくれればありがたいのだけど、前述のとおり厳しい気がしている。かといって、これ以上お金に頼るのもなあ、という感じ。

余談

実は、はてな匿名ダイアリーにも拡散目的で投稿したけど無風だった。やっぱり邪な気持ちがあるとダメだなと思った。

anond.hatelabo.jp

ただ、2件ほどコメントをいただき、その内容がとても暖かかったので、個人的には満足した。コメントくださった方には感謝。