果報

二度寝して待つ

仕事が忙しかった

ここ数ヶ月ほど、多忙でしんどい日々だった。道中何度か心が折れそうになったけど、今月末の納期までもうあと僅かとなり、着地する地面がはっきりと見えてきて、今これを書いている。

残業時間だけでいうと80時間/月が半年くらい。今月は休日変更の出社分も含めると100時間弱ほど。世の中、もっと過酷でブラックな環境で働く人はたくさんいるだろうけど、今の自分にはこれが限界だと感じた。

余談だけどキューピーコーワゴールドにはほんと助けられた。これ系の商品でこんなにはっきりと効果を感じたのは初めてかもしれない。

ここに書くのも躊躇う話だけど、今月は毎日「納期まであと何日か」を数えていた。進捗管理のためではなく、あとどれくらいで開放されるのかという、極めて独りよがりで後ろ向きなマインドがそうさせた。

過去に「やることがありすぎて時間が足りない」と苦労することはあっても、「時が過ぎるのを待つ」という消極的な姿勢になることはなかった気がする。自分のことながら正直驚いた。

とはいえ、今回もやるべきことは手を抜かず力を尽くしたつもりで、その甲斐もあってか(当然、自分だけの成果ではないけど)納期には無事に間に合いそうだ。このままいけば、おそらく質的にも問題ないだろう。

ただ、この先も同じようなことを繰り返すのは無理だと悟った。端からみたら成功なのかもしれないけど、私は二度と同じ境遇を味わいたくない。かと言ってそれを回避する力も、次に向けて改善する術も自分にはないと感じた。

そういう意味では、やはり心が折れてしまったのかもしれない。というか、そこまで苦労してやる意味がないと心の底から思った。要はモチベーションが空っぽなのだ。

今はとにかく、何もしない時間がほしい。